三島風穴は、1万数千年前(縄文時代)の富士山の噴火のパホイホイ溶岩流が30kmほど流れた三島溶岩流の末端に出来た溶岩洞窟です。
風化や崩落による洞口が開口していない為、洞内の保存状態が良好で、密閉状態の地中で1万年以上の時間が経過した洞内の様子を観察できます。
新しい熔岩洞では観察できない、熔岩表面の経時変化や天井の様子などを富士山樹海にまで出掛けなくとも容易に観察できます。
新幹線の駅前にあるため、将来は海外(ハワイ、アイルランドなど火山地帯)の研究者、行政担当者にも容易に観察できる世界的に価値のある洞窟となる可能性があります。
永年、三共製薬の敷地内に出入口が存在していたため洞内調査は制限され、私有地ゆえに市指定遺跡に至らず知名度は極めて低いまま今日に及んでいる天然記念物です。
・・・その存在を知って一番びっくりしているのが三島市民です。
まず三島市民に「三島風穴」の存在を知ってもらいたい一心で当ページをUPしています。 |
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北東側 Aタイプの溶岩棚 2010/02/06火山洞窟学会会員撮影 |
三島風穴の保存について熟議していただきたい。
・・・自然遺産の保存と都市近代化計画との両立は不可能でしょうか?
計画道路の陥没等を前提とした道路下の風穴埋め立て工事が目前に迫って参りましたが、近代的橋梁工法(天蓋)応用など三島風穴の保存を前提とした調査や保存工法の選択を三島市民に広く知らしめ、後顧の憂いを残す事無く計画を図るべきです。
拙速に埋め立て工事を強行し取り返しのつかない事態にならないように、私達三島市民は1万年以上の歴史を刻む天然記念物の保存と都市計画両立について真剣に熟議しなければならないと提言いたします。
とくに、三島風穴中央部東側には未封の縄文時代をそのまま残す独立洞も確認されており、学問的に貴重な存在も表出しているだけに、関係当局に対し自然保存に対し再考していただくことを強く望みたい。 |
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